※エジプト香油を使用したワンド
トップは、コンゴ産コバルトドロマイト
ドロマイト(ドロストーン)は、ハーキマーダイヤモンドが育つ母岩でもある苦灰岩(くかいがん)とよばれる岩で、
そこにコバルトが入り込んだことによってピンク色に発色した珍しい鉱物です
天然の色味で、コバルトカルサイトのような鮮やかなピンク色をしています
ボトムは、ブランドバーグ産アメジストのポイント
両先端にポイントをもつダブルポイントになります
裏側は剥離痕があります、他鉱物か母岩のようなものがそのまま付着しています
色、テリとも素晴らしく瑞々しいキラキラとした透明感を持つ美しいポイントです
初めて扱うコバルトドロマイト
黒とピンクの独特な色合いに興味を惹かれました
最初は可愛いとか綺麗というよりは、模様も含めて独特・・・一見敬遠してしまうような色味でもありましたが、今回はそこがキーとなるような気がして迎えました
手に持って感じてみると、とても妖艶な雰囲気
石を選ぶときに少し感じた、これを気に入る人がいるのだろうか・・・という想いを打ち砕くような
威風堂々としたエネルギーに心を鷲掴みされました
鏡のように持ち主の姿を映し出し向き合ってくれる石のようにも感じます
こうじゃなければ受け入れられない、好かれない、気にいられない、、、
そんな周りの視線や評価、意見を気にしている自分や
これは良くてこれは悪いと世間の価値観に翻弄される自分とか
生きづらくしている部分や押さえ込んでいる部分があれば
そんなことはどうでも良いと言わんばかりに、焼き尽くすような熱いエネルギーをあてられます
それがダメというよりそんな気付きを与えて見せた上で、本来の自分はどうなのか周囲を気にせずどうしたいのか、という自分の在り方や心に向き合う強さ、勇気をもって立ち上がる姿勢を後押しし、自分を偽らずに生きられるようサポートしてくれる働きを感じます
この独特さ、個を極めていける強さはネフェルティティが浮かびました
ツタンカーメンの義母であるネフェルティティ
人を寄せ付けないような(簡単に寄れないような)堂々とした強さを感じるネフェルティティは
霊的な力も含めかなりパワフルな存在あったのだろうと香油から感じました
周りを巻き込んで何かをするというより、自分のやるべきことをやる
静かに淡々といつのまにか凄いことをやってのけていた・・・という一目置かれるような孤高の人
合わせたのは夫であるイクナートンで、エジプトにアマルナ革命を起こした夫婦です
このワンドと共鳴すると、自分に対する不要な判断を手放したり、
全てにおいて善悪に囚われずフラットにいられる姿勢も育つのではないかと思います
自分以外を遮断するというわけではなく、
自分に集中するエネルギーが極まっていく事によって、他者との線引きがしっかりできたり影響されなくなったり、
一般的な概念に左右されずに自分の真実を生きられる、自分らしく生きやすくなるエネルギーを保持しているワンドだと思います
生きる事の楽しさや喜びを共に祝ってくれる温かさも感じるワンド
“私”を極めて堂々と生きる、己に改革を起こすサポートに
チャームは、月がモチーフとされています
別途、ワンドに使用したブレンド香油付き
古代エジプトから続く大地の香りがパワフルにサポートします
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全体 約12cm
横幅 約3.4cm
本革、麻紐,、バイヤスシルクリボン使用(ほつれてくる風合いが特徴のリボンです)